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インプラントの成否を決める設備と実績

前回はインプラント治療を受ける歯科医院選びで重要なポイントを7つ挙げましたが、ひとつひとつお伝えしていきたいと思います。

1)歯科用CTをはじめ設備体制が整っているか

インプラントの手術前の検査時、また手術での設備が万全に備わっているかは、インプラント手術の成否を決める重要な要素になります。
インプラント手術前の検査では、レントゲン撮影だけではなく、歯科用CTスキャンで、パノラマレントゲンでは明確に見つけられない顎骨の形態や神経の位置などを立体的に確認でき、細部まで精密に検査することができます。
歯科用のCTスキャン機器で精密な検査を行わなくても、歯科医師によるインプラントの治療を行うことできるので、レントゲン撮影機器は備えていても、この歯科用CTを備えていない歯科医院も多くあります。歯科医院のホームページやカウンセリングで設備機器を確認すると良いでしょう。
また、インプラントの手術は、衛生環境も大切なことです。除菌や滅菌に対する取り組みや機器や器具の活用が適切になされているかを、歯科ホームページなどでご確認されることをおすすめいたします。

【参考】
大川歯科医院 歯科用CTページ  

2)難症例を含め様々な症例実績が豊富にあるか

インプラントは口腔外科手術です。しかし、歯科医師であれば、インプラント治療に関する資格や知識、手術経験などが無くても、誰でも手術することが可能です。
だからこそ、その歯科医院の治療実績や、手術を担当する歯科医師のインプラント治療症例経験、資格も確認しましょう。
お口の中の状況は、歯や歯ぐき、あご骨、ご年齢などで様々です。
その方に適した治療方法を見つけ、治療するには、治療の知識だけなく、その歯科医院での治療実績、引き出しが、チーム医療で行うインプラント手術の対応に活かされます。
また、当然、手術を行う歯科医師のインプラント手術の治療実績も重要ですので、歯科ホームページや、カウンセリングで見せてもらいましょう。ホームページに掲載できなくても、カウンセリングで症例写真などを見ることもできると思います。
骨造成や骨移植の手術実績、また難症例といわれるような口内環境でのインプラント手術を対応した実績などは、歯科のホームページで確認すると良いでしょう。

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